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ニューヨーク・ガバナーズ島で店舗にもなるモバイルワークステーション「MIU」の導入を検討中

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ガバナーズ島は、マンハッタン島南端から1キロほど離れた場所にある広大な島。長い間軍事基地として使用されたが、2000年代初頭に公共公園に生まれ変わった。今は、夏季限定のレクリエーションスポットとして大人気。ピクニックやイベントを満喫しに、毎年大勢の人が島を訪れている。

ニューヨーク市は近い将来、このガバナーズ島を、もっと大きなレジャーアイランドに進化させるつもりだ。現在は、自由の女神を一望できる見晴らしの丘を建設中。工事はこの先、まだまだ進んでいく予定だ。

・ソーラーパネル、Wi-Fi、折り畳み式シート付きの屋外ワークステーション


ブルックリンを本拠地とする建築デザイン会社STUDIO KCAが考案した「The Mobile Information Unit (MIU)」も、その活性化計画の一環。車輪付きのこのテントは、ソーラーパネルの屋根、Wi-Fi、折り畳み式シートを備え、駐車すると屋外ワークステーショに早変わりする。

屋根から集めた太陽光は、デバイスの充電にも利用可能。夜間には、LEDライトをつけることもできる。ステレオや救急箱、水の保管スペースも確保してあるし、移動も楽チン。店舗やイベント用の休憩所など、さまざまな用途に活用できる。

・導入は1年半後!?


「MIU」の目的は、島内の随所で、気軽にショップを開けるようにすること。時間や場所を問わず、電力と情報を供給する役割も果たす。コンサートやフェスティバルなど、群衆が大移動するイベントでも、大いに活躍するだろう。

早速今夏からと思いきや、残念ながらそれは難しい様子。開発元によると、「MIU」が製品として対応できるようになるまで、少なくとも1年半はかかるとのこと。島内でその姿が拝めるのは、まだまだ先の話らしい。

The Mobile Information Unit (MIU)

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