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チケットサービスプラットフォーム「Ticketea」、スペイン語圏を中心に拡大し、年150%の飛躍的な成長を記録

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Ticketea近年、ラテンアメリカ地域の発展が目覚しく、世界にとっても大きなシェアが見込めるエリアとして注目が集まっている。スペインのスタートアップ「Ticketea」は、誰でも自由にイベントを企画してチケットを販売、購入することができるプラットフォームだ。2010年のローンチ以降、これまでスペイン語圏において、31000以上のイベント、150万枚以上のチケットの取り扱いを手がけ、2012年には150%の成長率を記録するなど、躍進を続けてきた「Ticketea」では、このたびさらに400万ドルの資金投資を受けたという。

チケットサービスについては、Ticketmasterなどの競合他社がいるものの、「Ticketea」では、単に顧客がチケットを購入する場としてだけでなく、法人のみならず個人単位でも、企画したイベントのチケットを無料、有料を問わず販売したり、プロモーションをおこなったりすることができる点が魅力の1つ。また、AppleのOSに搭載されているPassbook(クーポンやチケットをまとめて管理する機能)に対応していたり、Facebookと連動する機能のほか、イベント企画者が自由に、座席表、使用言語、通貨や支払い方法などを設定できるカスタム機能が充実している点が、大きな強みになっているようだ。

「Ticketea」では、フリーミアムの課金モデルを導入しており、チケットが売れるごとに10%の手数料が徴収される仕組みになっている。もちろん、チケットが無料なら手数料も無料。また、取り扱い数が多い場合には、月額定額制も用意されているため、ボリュームに応じて使い分けることができるという。

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