カナダ造幣局が発売した今回の記念硬貨は、なんと特殊なインクを施し暗闇で光るというもの。この手の硬貨は世界初なのだという。
・世界トップクラスの技術
カナダ造幣局は非常に優れた鋳造技術を持っていることで有名。通常デザインのものに加え、これまでさまざまな記念コインを製造・発行している。
今回は建国150周年という大きな節目ということもあり、いつにも増して力を入れて作られたのが暗闇で光るコインだ。
・カナダらしいデザイン
カナダでは、愛称Toonie(トゥーニー)と呼ばれる2ドルコイン。暗闇で光るものとしては2種類用意された。一つは、カヌーが浮かぶ湖の向こうに森が広がり、その上にオーロラが輝くというデザイン。このコインを暗闇でみると、オーロラだけが青白っぽく光る。
もう一つは純銀製で、メープルリーフがあしらわれた国旗と花火が描かれたもの。普通の状態でみるとかなりカラフルだが、闇の中にもっていくと国旗と花火だけが淡いグリーンに光る。
この光る2ドルコインの他にも、カナダ造幣局では1ドルコイン、25セントコインでも特殊デザインのものを製造し、現在サイトで販売している。
カナダ国民だけでなく、世界の硬貨コレクターからの注目度も高そうだ。
Royal Canadian Mint(カナダ造幣局)