事業者はサイトで登録すると、無料でクーポンを作成・配信することができる。「半額」「○%オフ」といった割引だけでなく「ドリンク無料」「記念写真サービス」など独自のクーポンの作成もOK。クーポンを読み取る機械の導入などは必要なく、初期費用をかけずにマーケティングできる。同時に作成できるクーポンは2種類各50枚までとなっており、配布枚数または配布期間が終了すると、新たなクーポンを発行できるという仕組みになっている。
一方、スマートフォンでアプリを無料ダウンロードした個人客は、気に入ったお店やおトクなクーポンを見つけたらタップしてアプリ内に保存し、実際に店舗で提示すれば割引などのサービスを受けられる。現在地やジャンルなどからクーポンを検索したり、「お気に入り店舗」に登録するとその店舗の最新クーポンが取得できたりする機能も便利だ。
開発したクープ・オン(長野県)によると、年内に2000店舗での導入、アプリダウンロード2万回を目指すという。手始めにiOS版アプリを展開し、6月下旬にもAndroid版をリリースする見込み。
coup-on!