1Gバイトという高速Wi-Fiや、イギリス国内の通話を無料で提供するというもの。端末の充電や周辺地図のチェックなどもでき、ロンドンっ子だけでなく観光客にもありがたい存在になりそうだ。
・広告収入で運営
キオスクの名称は「InLinkUK」。イギリスの大手電気通信事業者BTの公衆電話を生まれ変わらせた。キオスクはスクリーンやUSBポートを搭載していて、両サイドには広告用のディスプレイがついている。
設置にあたっては、ニューヨークのLinkNYCを手がけた企業や、イギリスの広告会社が協力。キオスクの側面ディスプレイに表示する広告の収入で運営される。
・数百人のアクセスOK
想定されるInLinkUKのポピュラーな活用方法は、やはりWi-Fi。1Gバイトと、イギリス国内での公衆Wi-Fiスピードとしては最も速い。しかも、1度に数百人がアクセスできるとのこと。
また、イギリス国内の固定・携帯電話への通話が無料で楽しめ、周辺のマップを調べたりタウンページをチェックしたりもできるという。
InLinkUKは今年中にイギリス全土に広げていく計画。ゆくゆくは、地下鉄の運行状況や天気などの情報をリアルタイムに提供したり、騒音や大気汚染を測定する環境モニター機能も搭載する見込みという。
BT