動物である以上、人間と同じように定期的な運動は欠かせない。その中でも犬にとって最もポピュラーな運動は、毎日の散歩とボール遊びだろう。このふたつを日々こなせば、愛犬の健康は保てるはずだ。
そのボール遊びだが、今や他の製品の例に漏れずIoT化されているのはご存知だろうか。
愛犬の運動データを表示
クラウドファンディングサイト「Kickstarter」は斬新な発明の宝庫だが、「Bringy」はとくに異彩を放っている。
これは犬と遊ぶためのボールであるが、犬がBringyをキャッチする際にその運動データを算出し、犬の走行速度やジャンプ高度、歩幅などを飼い主に伝えるという仕組みだ。今現在の愛犬の体調を、ボール遊びで把握しようという発想である。
もちろん、物体としてのBringyは何の変哲もないゴムボールだから、ちゃんと地面をバウンドするし愛犬がくわえてもまったく支障はない。
またBringyはLEDライトを搭載し、暗闇の中で発光させることができる。さらにスマホアプリは犬の体調管理スケジュール帳としての機能も発揮し、愛犬の日常に合わせて様々な指示を出してくれるのだ。
日本への発送も対応
この製品、Kickstarterでは45ドル(約5,000円)という値で提供されている。
日本への発送は、これに10ドル(約1,100円)が加算される。今年12月に出資者へ提供される予定だ。
現代人は飽食故の生活習慣病に苦しめられているが、それは犬も同じである。だから運動に関しては、一層注意を払わなければならない。そのためにもこのBringyは大いに役立つに違いない。
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