・自動車と同様に、アスファルトを走行
株洲市のような小都市では、地下鉄を敷設するコスト的な余裕がない。そこで考え出されたのが、レールがなく、自動車と同じくゴムのタイヤでアスファルトを走行する電気式の乗り物。
ART(Autonomous Rail Rapid Transit)は3両連結編成で約9メートルの長さ。この編成だとおよそ300人、5両編成の場合は500人の乗客を収容できるという。最高時速は70 km/h、1度の充電で最大40 kmの走行が可能だ。
・センサーが道路形状を読み取る
このART電車にはセンサーが搭載されており、道路の形状を読み取り、ルートを決定して道路に描かれたラインを自動的になぞるように走行する。
株洲市の下町6.5kmを走行予定で、運用開始は2018年を見込んでいるという。
CRRC Zhuzhou