そんななか、定額の利用料金を毎月支払うことで好きな曲を好きなだけ歌って楽しめる“Spotifyのカラオケ版”ともいえるサービスが、北欧のフィンランドで誕生している。
・毎月定額制で歌い放題のカラオケ用ストリーミングサービス
フィンランドの首都ヘルシンキで開設された「Singa」は、いつでもどこでも好きなだけ楽しめるカラオケ専用の定額制ストリーミングサービス。
月額利用料9.99ユーロ(約1,240円)で、最新曲からクラシック曲まで2万曲以上にアクセスでき、デスクトップPCやスマートフォン、スマートTVなどで、カラオケに合わせて歌うことができる。
また、プロフェッショナル版サービス「Singa PRO」では、専用機器や専用ソフトなどを必要としない、高品質なカラオケソリューションを提供。
飲食店やホテル、イベント会場のほか、図書館や学校などの公共施設、高齢者介護施設などでも需要を見込んでいる。
・いつでもどこでもKARAOKEを楽しめる時代に!?
「Singa」は、現在、フィンランドのほか、英国、ドイツ、スウェーデン、スペイン、ロシアの欧州6カ国で展開。
米サンフランシスコ発の「Smule」やイスラエルで開発された「Yokee」、中国の「Changba」など、欧州以外の地域でも、カラオケ用モバイルアプリがすでにリリースされている。
日本で生まれたカラオケが、モバイルデバイスなどと融合し、いつでもどこでも楽しめるポータブルな娯楽としての“KARAOKE”へと進化している点が興味深い。
Singa