・デバイス自体は超軽量の57g
この「Arsenal」は、デジタル一眼レフ、ミラーレスカメラ向けのもので、美しい映像を撮影するための有用なサポート機能があり、しかも手元のスマートフォンからワイヤレスでリモートコントロールができるというスグレモノだ。
ツール本体の重さはわずか57グラムという超軽量仕様で、Bluetooth 4.0&WiFi対応、パワフルなARMプロセッサを搭載している。専用アプリはiOS、Android両方に対応。USBで他デバイスと接続することができ、バッテリー寿命は約6時間。
・AIを搭載、ベストな設定を自動的に判断
「Arsenal」の一番のウリは、“深層機械学習”を基盤とするアシスタントAIを搭載している点。数千に及ぶ写真観察を経て構築したAIが、18の環境要因をベースに、シーンごとにもっとも適した設定を自動的に判断してくれる。
つまり、シーンごとに異なる難しい設定を手動でおこなわなくても、ベストショットを撮影できるというわけ。
・レンジは最大30m、スマホから遠隔操作可能
しかも、それを最大レンジ約30メートルの離れたところからコントロール可能だというからスゴイ。シャッタースピード、カメラ口径、ISO感度設定などを調整したり、スマートフォンからシャッターを押したり……といったことができるのだ。
また、高度な自動写真スタッキング技術を採用しており、シーンをHigh Dynamic Range(HDR)で撮影できる。フォーカススタッキング技術のおかげで、数枚の焦点の異なる画像を、1つのシャープでクリアな画像に合成して、RAWやJPGファイルに統合することが可能。
タイムラプス映像を撮影するのにももってこいで、減光フィルターを装着することなく、刻々と移り変わる美しい色合いの映像を撮影可能だ。しかも、録画中でもプレビューをスマートフォンでチェックできるというから便利。
これらの撮影画像はスマートフォンからいつでも履歴をチェック可能で、そのまま即座にSNSなどでシェアできるお手軽さも嬉しい。
現在、出資金を受付中の「Arsenal」は、目標資金5万ドル(約550万円)のところ、133万ドル(約1億5000万円)以上集める人気沸騰ぶりだ。
Arsenal