
・“空飛ぶ自家用車”コンパクトなヘリコプター
その中の1つとして注目したいのが、“2人乗りの空飛ぶ車”Workhorseの「Surefly」。1100kgのクワッドコプターで、4つの回転翼の先端には2つの逆回転プロペラが設置されている。
改良を加えた“飛行距離拡大エンジン”のおかげで、最長約112km、最高速度112km/時を実現した。石油で簡単に燃料補給でき、すぐさまフライトを実施することが可能だという。まさに“空飛ぶ自家用車”なのである。
・BMWのエンジンを搭載

走行距離拡大用の“BMW 600ccツインシリンダージェネレーターエンジン”は、BMWの電気自動車「i3」のほか、幅が狭くフラットな特徴を生かして、「C600」というバイクにも採用されている。
・輸送用無人ドローンの飛行技術を生かす
また、Workhorseでは無人輸送用ドローン「HorseFly」を開発しており、これには商業利用マルチコプターコントロールシステムの技術が用いられている。このドローンは最大積載重量約4.5kg、最大30分のフライトが可能で、国際貨物航空会社“United Parcel Service(ユナイテッド・パーセル・サービス)”と提携し、すでに輸送業務をおこなっているという。
・今年からテストフライト開始

Surefly