VRの技術は、限りなくリアルに近いビジュアルを再現するということに関しては成功しているといえるが、未だにこえられない壁がある。それが実際に映像の中で触れた際に生じる「触覚」だ。
その壁をこえようとするアイテムがIndiegogoに登場した。それが「Hapto VR」だ。
・VRコンテンツ内の触覚を再現!
Hapto VRは一般のVRゴーグルと連携して繋ぐ片手用のコントローラーだ。このコントローラー内側のちょうど手のひらが触れる部分には、コンテンツ内の状況と連動して出たり入ったりする20個もの小さな突起物がついている。
これでコンテンツ内にあるオブジェクトに触れた際のリアルな感覚を手のひらでも体験できるのだ。VR上のゲーム内で目の前にいる動物に触った時、好きなアイドルと握手をした時など様々な利用シーンが想定できる。
指で押せるボタンもついているため、ゲーム用のコントローラーとしての機能も備えているのも嬉しいところ。
・豊富なVRデバイスに対応!
このコントローラーはSamsung Gear VRやOculus Rift、HTC ViveといったVRのハイエンド端末のみならず、Google DaydreamやGoogle Cardboardといった安価なVR端末にも対応している。また将来的にはPS VRやHololensへの対応も視野に入れているようだ。
接続はBluetoothを用い、1回の充電で約2時間の連続使用が可能。Hapto VRは今ならIndiegogoにて1台129ドル(約1万4100円)で注文ができ、目標金額に到達すれば2018年3月頃の発送を予定しているそうだ。
VRのリアリティーをさらにグレードアップさせたい人には最適なアイテムかもしれない。
Hapto VR/Indiegogo