子供だけでなく大人からも愛されるラジコン。レーシングカー、戦車、ヘリ、ボート、ホバークラフト...とラジコンの種類も様々だ。
ただ「ゴミ」が縦横無尽にサーキットを駆け抜けるとしたらどうだろう?これもラジコンと呼んでも良いだろうか?
そこで紹介したいのが、サイエンスプロジェクトで生まれたリサイクルおもちゃの「Strawbees Hovercraft」だ。
・パーツは段ボールで再生可能?
このラジコンは50年代を彷彿とさせるデザインが描かれたレトロな段ボール箱で届く。中はラジコンのコントローラー、ホバークラフトのモーター、バッテリー、プロペラ、骨組み、ステッカー、オリジナルカバー制作用の段ボール紙だ。
これらのパーツを自分で組み立ててラジコンを作ることになる。骨組みと動力部分以外は全て段ボールを用いるため、壊れたらまたその辺りに落ちている段ボールを切ってパーツにして組み立てれば何度でも遊べるのが売りだ。
ゴミ袋をカバーとして底につければより本格的なホバークラフトのできあがり。
・最高スピードは時速40km!?
「ゴミからできたおもちゃ」とて侮ることなかれ。なんとこのラジコンの最高スピードは時速40km。
かなりの速さではあるが、段ボールでできていると思うと安心して操作することができる。またホバークラフトなので、底のカバーをつければ水の上でも走ることができ、これなら気軽にどこでもラジコンを楽しむことができるのではないだろうか。
このラジコンキットは2017年7月16日までKickstarterにてキャンペーンを行なっており、今なら1キット109ドル(約1万2100円)で注文ができる。子供の夏の自由研究にもぴったりかもしれない。
Strawbees Hovercraft/Kickstarter