三次元音響、リアルタイムのビデオスティッチング(継ぎ合わせ)、ライブストリーミング、オートノイズリダクションといった機能に対応しているという。
・9つのレンズ、64個のマイクを搭載
球形のカメラデバイス本体には、9つの魚眼レンズ、64個のHDR(High Dynamic Range)マイクを搭載。サンプリング周波数は48000Hz、サンプリング精度は24bit。これによって360度のパノラマ4K画像の撮影、空間音声の録音が実現。
三次元音響とは、ユーザーの位置や頭の回転などに合わせて音場が変化するもので、いってみれば映像と一緒に音の方向や音量も変化するというもの。画像と併せると非常に臨場感が増すため、VRにはピッタリの技術なのである。
・高画質の画像を撮影できる
「SONICAM」には“Sony Exmor R & STARVIS CMOS Image Sensor”を搭載。光量の少ない環境下でも、高画質の画像が撮影可能だ。
動画解像度は4096×2048@30fps、画像解像度は4600×3456。H.265/H.264エンコードディングに対応しているため、RTMPやRTSPのライブストリーミング配信がおこなえる。
撮影画像はRAWフォーマットに対応しており、ISO、ホワイトバランス、明るさ、シャープネス、色の彩度、コントラストなどの調整がおこなえる。
・専用アプリでリモート操作
デバイス自体は直径170ミリメートル、重さ2.5キログラム。IP53耐水性仕様。
専用の iOS、Android対応アプリが用意されていて、デバイス本体をリモートコントロール可能だ。アプリを通じて写真撮影、動画撮影、履歴プレビュー、ギャラリー再生、ライブストリーミングを実行できる。タイムラプス画像撮影に便利な、タイムインターバル設定も自由にカスタマイズ可能。
・Kickstarterで出資を受付中
ハイスペックな3D VRカメラ「SONICAM」は比較的リーズナブルな値段設定も嬉しい。現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を受付中で、超早期予約限定プラン1999ドル(約22万2000円)は早くも売り切れ。気になる人はお早めに。
SONICAM