新商品が次々に開発されていて、今回はこのほど公開された「Kiwano Ko1」を紹介しよう。ハンドルバーがあるタイプとしてはコンパクトながら、最高スピードは時速32キロも出る。
・セグウェイより小さい!
立ち乗りスタイルの電動乗り物といえば、セグウェイを思い浮かべる人が多いだろう。セグウェイは二輪だが、Kiwano Ko1は小さなタイヤが一つの一輪車。ハンドルバーに手をおき、タイヤの両サイドにあるステップに足を乗せて重心を移動させながらコントロールする。
セグウェイはやや大きめのつくりだが、Kiwano Ko1はかなりコンパクト。高さは108センチと、大人の腰ほどで、幅も43センチと細い歩道なども通れそうだ。
ただし、コンパクトといっても、重さは16キロあるので持ち運びするのはやや難しそう。
・坂道でもスムーズ走行
スペックとしては、1000ワットのモーターを内蔵し、最高スピードは時速32キロ。傾斜35%の坂道でものぼる。
また23.2Whのバッテリーをフル充電すると32キロメートルの走行が可能となっている。公道走行が許可されている国・地域では通勤などに活用できそうだ。
そのほか、スマホアプリ(iOS、Android)とワイヤレスで連携し、誰も乗っていない状態のKiwano Ko1の操作や、ルートの追跡などもできる。
気になる値段は、予定小売価格999ドル(約11万円)のところ、現在は799ドル(約8万9000円)でプレオーダーを受け付けている。発送先は米国、カナダ、ヨーロッパ、英国のみ。
Kiwano Ko1