検索エンジンで得られる情報はどれも似通ったものだ。プロフィールや動向はFacebookやTwitter、LinkedIn、Google+、Quoraといったソーシャルネットワークから集められているからだ。しかし、その検索を携帯電話でおこなうとしたらどうなるか。同社のCEOは「使用方法が違ってくる」と話す。
リクルーターの場合、おそらく携帯電話でターゲット探しはしない。だが、これから会う予定になっている人について基礎情報が欲しい場合や、あるいはイベントで会ったその人物が何者か知りたい場合は、モバイルアプリの出番となる。
もちろん単純にGoogleで検索してもよいが、おそらく情報は細切れとなって散らばっている。「既存の検索エンジンが文書中心なのに比べ、TalentBinやLookupは人物に照準をあわせている」とCEOが話すように、Lookupでは人物プロフィールの要点をまとめ、趣味などをリストアップしている。また対象人物のソーシャルネットワーク上での動向もチェックできる。