そんなときに便利そうなiOSアプリを紹介しよう。その名も「Direction Compass」。現在地の東西南北がわかるほか、目的地がどの方向にあり、どれくらい離れているかなどが地図上に示されるというものだ。
・地理の全体感がつかめる
道順を調べるだけなら普通の地図アプリで十分だが、Direction Compassのセールスポイントは地理の全体感がつかめること。
現在地や目的地を表示するのはもちろん、目印となるもの(例えば有名な山やタワーなど)がどの方角のどれくらい離れているところにあるかも示される。なので、東京駅にいながら富士山やスカイツリーがどの方向にあるかを知ることができる。
・スタート地点を案内
全体感をつかむだけでなく、より実用的な使い方もできる。方向音痴でなくても方向感覚を失いやすいのが山の中や湖の上といった目印がないところや、巨大なレジャー施設の中など。
そうしたところで、今いる場所にまた戻ってきたい、というときに便利なのが「スタート地点に戻る」機能。移動中に見つけた気になる地点に目印をつけることもできる。
アプリはiOS 8以降で利用可能。ダウンロードは250円と有料だが、よく迷子になるという人はもっておけば安心かもしれない。
Direction Compass