この何の変哲もない紙が何だか分かるだろうか?実はこの紙、LEGOブロックのように組み立てて遊ぶことができる紙のおもちゃなのだ。そこで今回MIT大学のメディアラボでデザインされた幾何学的な紙のおもちゃ「TROXES」について紹介したい。
・紙を折って組み立てて立体に!
これだけでは全く立体には見えないが、この遊びは紙を折るところから始まる。この紙についた折り目にそって折っていき、紙同士を形状に合わせてかみ合わせ、箱を作る要領で紙同士をとめ合わせていくとピラミッドのような1つの立体三角形ができる。
この立体三角形の各面は凹凸のようになっているため、立体三角形同士をまるでブロックのように簡単につなぎ合わせることができるのだ。ちなみに1つの立体三角形を作るのに4枚の紙を使っている。
・パズル感覚で好きな形に作り上げていく
立体三角形のTetra(紙4枚)、ダイヤモンド状のOcta(紙4枚)、球体状のIcosa(紙20枚)を基礎ブロックに様々なものを作り上げていく。幾何学的な形だけでなく、鳥やモンスターなど、組み合わせ方次第で様々な形に挑戦できる点が魅力だ。
立体三角形を組み立てていくことになるので、パズルを組み立てるような感覚で少し頭を使わなければ理想の形にしていくことは難しい。ただ一度立体になった各パーツ同士は取り外しも可能なので、子供の想像力を育てていくのにも最適だ。
TOROXESは2017年6月16日までKickstarterにてキャンペーンを続けており、すでに目標金額は調達完了している。紙50ピース1組セットで29ドル(約3200円)で注文できるので、子供への新しいおもちゃにどうだろう?
TOROXES/Kickstarter