2015年に設立され、すでに10万個を販売。好調につき、このほどシリーズBの投資ラウンドで2000万ドル(約22億円)を調達した。これを元手に米国内、そして海外マーケットでさらなる拡販を目指す。
・どこでもスマホを充電
Awayの特徴としては、まずバッテリーとUSBコネクターを搭載していて、スマホなどを充電できることが挙げられる。旅行時はスマホを頻繁に使う一方で、コンセントをなかなか確保できない。
スマホの充電切れの心配をしたり、空港でコンセントを必死に探し回ったりするのではなく、スーツケースで充電できればラクなはず、というわけだ。
・洗濯物を圧縮して収納
また、内部に洗濯物を入れる専用袋を備えているので、まだ着ていない服と、洗濯物を分けて収納できるのも人気の秘密の一つのようだ。
しかもこの袋、水着など濡れたものを入れても水漏れしない。加えて、洗濯物袋を圧縮するパッドもついているので、スペースの確保に大いに役立つ。
そのほか、キャスターが360度動くので運びやすく、サイズの違うAwayスーツケースを重ねて収納できる点も気が利いている。
・300ドル以下!
この使い勝手で300ドル以下という値段設定も魅力だ。機内に持ち込める タイプで225ドル(約2万5000円)〜、最も大きいタイプでも295ドル(約3万3000円)となっている。
現在、販売店があるのは米国のみ。そしてカナダ、ドイツ、英国、スウェーデン、オーストラリアへはオンラインで注文を受け発送している。今回調達した資金を元に海外マーケットの開拓にさらに力を入れるとのことで、日本での発売にも期待したいところだ。
Away