これさえあれば、コーディングの知識の有無に関係なく、ブロック遊び感覚で誰でも簡単にロボットを作ることができるという。
・アプリ上でコーディングを習得
まず、米MITメディアラボが開発した独自のプログラミング言語「スクラッチ」を学習することから始まる。その後、付属のアプリ上で遊びながらコーディングを習得していく。
通常、プログラミングにはコーディング経験が必須であるが、コーディング未経験の人でも抵抗なく始められるのが「Robo Wunderkind」の特徴だ。
・コミュニティ内の友達とロボットのアイデアを共有
基礎をマスターしたら、選択したプログラミング言語でどのようなことができるかを想像してみる。
そして、「スクラッチ」コミュニティー内の友達とアイデアを共有し合い、共同でロボットを制作していく流れとなっている。
アプリでブロックの位置を確認しながら、ブロックを1つ1つ結合していけば、機能性に富んだロボットの完成である。
以上の共同作業を通じて、コミュニケーション能力や他者との協調性、創造性など、社会で生きていくうえで必要不可欠な能力が自ずと育まれていく。
・ロボットを自分好みにカスタマイズ可能
基本的に、ロボットは自分好みにカスタマイズ可能である。
例えば、障害物を避けながら前進するロボット、誰かが部屋に入って来た時の音をそのまま再現するロボット、拍手や物音に反応するロボット、音声メッセージを記録・再生するロボット等様々だ。
とにかく「こんなモノがあったらいいな」という子供たちの夢をロボットに託しつつ作業を進めていくうちに、プログラミングへの興奮がますます増幅されること間違いない。
ロボット制作キット「Robo Wunderkind」のアプリは、iOSおよびAndroidデバイスに対応。今後はWindows用アプリを開発予定。
Robo Wunderkind