ナポリのITスタートアップsmart kが開発したのは、エスプレッソメーカーになる携帯電話ケース「mokase」。使い捨てのカートリッジと専用アプリによって、どんな場所でも気軽に極上のエスプレッソを味わうことができる、レアでユニークなプロダクトだ。
・独自開発のカートリッジで新鮮なコーヒーを提供
ケースは完全防水性で、内部は液体を適温に保つ機構。コーヒーを作る際は、側面のスリットに独自開発のカートリッジを挿入する。カートリッジ内には、真空化されたコーヒーが入っており、挿入の衝撃とともに膜を破壊し、液体がケース内へ解放される仕組みだ。カートリッジは特殊な構造で、約3か月間は内部の鮮度を保つようになっている。
コーヒーの加熱も、ケースの中で行われる。加熱時間は、約5~8秒。温度は、アプリで手軽に調整可能だ。ケースの素材はアルミニウムシリコン合金抵抗器なので、スマホ本体に熱が伝わる心配はない。一度にできる量は、25ミリリットル。本場イタリアらしく味は本格的で、フレーバーもクラシック、トースト、アラビアの3種類が用意されている。
・出荷予定は今年の9月
外出先で手軽に抽出できるよう、携帯に便利なミニカップも開発されている。いちいち紙コップやマイポットを持ち歩かなくて済むのもうれしい。
samsung、huwawei、LGの各種スマートフォンおよびiPhone 6、6Sと7、alonsと、機種の互換性も幅広い。
出荷予定は、今年の9月。肌寒くなる前に、"スマホコーヒー"を味わいたいものだ。
mokase