・楽譜専用の電子ペーパー、書き込みもできる!
電子ペーパーに楽譜を表示し、タッチするだけで楽譜をめくったり、専用スタイラスを使って書き込みができるというものだ。
8GBという大容量の内蔵メモリーを搭載しているので、たくさんの電子データの楽譜を一挙にここで収容・管理しておける。
microSDメモリーカード、マイクロUSB端子も搭載しているため、データ容量の心配はない。これがあれば、何冊もの重い楽譜を持ち歩く労力から解放されそうだ。
E-Ink社製13.3インチ電子ペーパーディスプレイが使われていて、画面は2画面方式。ちょうど楽譜を見開き状態に広げたような感じになる。
電磁誘電方式の専用スタイラスはワコム社製のもの。ペン先の反対側部分は軽いタッチで消せる消しゴム機能を搭載しており、書き込み・消去も自在におこなえる。
・ファイルデータはPDF
ファイルデータはPDFで、専用のPDF電子楽譜だけでなく、既存の楽譜をPDFデータ化したものも表示して書き込みをおこなうことが可能だ。
また、楽譜に特化している「GVIDO」ならではの独自機能が用意されており、各種演奏に最適化できる楽譜表示、1つの楽譜に対して複数の書き込み保存(例えば、練習用と本番用に書き込みを分ける)など、非常に便利。
専用のGVIDOフットスイッチもあり、Bluetoothによる無線接続、有線接続の両方に対応。3スイッチ方式で、スイッチひとつでセットリストの呼び出し操作をおこなえる。
・専用のクラウドサービスも
データは専用のクラウドサービス“GVIDOクラウドサービス”に保存することも可能だ。
“マイライブラリー”では、楽譜・書き込みデータの保存・管理ができるほか、登録メンバー間で書き込みデータを共有することもできる。
“GVIDOストア”では、電子楽譜専用端末に最適化された電子楽譜や専用端末、アクセサリーなどを購入可能。
・今後、さらなる機能拡張も検討
現時点では、書き込みはあくまで“メモ機能”であり、作曲には対応していないが、楽譜制作ソフトとの連動も視野に入れているほか、今後は電子楽譜数やジャンルを広げることも検討中とのこと。3カラーから選べる牛革カバー付きで、本体価格は税抜1600ドル(約18万2000円)の予定。
GVIDO