子どもが寝返りをうてるようになった、つかまり立ちした、歩いたといっては、親が数えきれないほどの写真を撮るのは今も昔も変わらない。かつての親たちは我が子の成長の日々を記録しようとプリント写真や手形などでベイビーブックを作製したものだった。いかし今や、多くの写真は携帯電話のメモリーに保存されている。そんなデジタル時代の流れに沿って、バーチャルベイビーブックが作れるサービス「Blinkbuggy」が登場した。撮りためた写真を集め、選りすぐるのを手伝ってくれる。

Blinkbuggyの特徴は、写真にメモをつけたり、タイムラインを作成したりできることだ。後に閲覧するとき、どんなシチュエーションで写真を撮ったのかを記したメモがあることで当時の様子をありありと思い浮かべることができる。また、写真とメモをクラウドにアップロードする際にタグ付けすることで、多くの写真も整理整頓でき、検索も簡単にできる。加えて、1つのインターフェースで複数の子どものアルバムを作製できるのも便利だ。作製したアルバムの閲覧は基本的にメールでの招待制となっており、特定のコンテンツのみを友人や家族とシェアする、という設定もできる。

Google社のセールスマネジャーも務めるこのアプリの開発者によると、次の目標はモバイルアプリの開発と、ビデオのアップロードやアルバムのプリントといった機能の追加という。

Blinkbuggy