サイズが大きくなり続けているスマホのトレンドに逆行するような、とにかく小さいスマホが登場した。復刻版として話題になった「Nokia 3310」のようなガラケーではなく、こちらはしっかりとしたスマートフォンだ。
それが、世界最小のスマホ「Jelly」だ。
・見た目によらずハイスペック
世界最小というだけあって、サイズはとにかく小さい。本体の長さ9.23cm、横幅4.3cm、厚さ1.33cm、重さ60.4g、画面サイズはなんと2.45インチだ。(例:iPhone7は長さ13.83cm、横幅6.71cm、厚さ7.1mm、4.7インチ)
しかしこのサイズとは裏腹に、本スマホのスペックがこれまた高いのだ。RAMは1GB(Proは2GB)、ROMも8GB(Proは16GB)、プロセッサーもQuad Core 1.1GHz、2枚のSIMに対応したデュアルSIM、バッテリー950mAh(約3日使用可能)、さらにGPSやジャイロスコープまで搭載しているというから驚きだ。
・通信規格4G、最新OS「Nougat」も搭載
さらにこのスマホの優れた点は4G-LTEにも対応しているということだ。つまり今私たちが使っている一般的なネットワークと同等のパフォーマンスを出すことができるというわけだ。
OSも最新のAndroidOS「Nougat」を搭載しているため、ハード・ソフト共に妥協のない仕上がりといえるだろう。画面は小さいが、もちろんアプリを使うことができるので、これなら普段用として使っても問題ない。
本スマホは現在Kickstarterにて1台79ドル(約8900円)、上位モデルのProは95ドル(1万800円)で購入できる。ただし購入前にはしっかり通信帯域の確認をしておくことだけ注意が必要だ。(キャンペーンのFAQページで確認可能)
旅行用や普段のスマホの予備端末として1台持っておいてはどうだろう?
Jelly/Kickstarter