IaaS(Infrastructure as a Service)とPaaS(Platform as a Service)が融合しつつある。デベロッパーがPaaSの使用を好むのは、デプロイメントなどの迅速さゆえだ。しかし一方で環境のコントロールも捨てがたい。その２つの要望に応える形でPagoda Boxが登場した。最大のセールスポイントは、使い勝手のよいダッシュボードだ。シンプルな管理ツールや、仮想インフラ上で起きていることすべてをリアルタイムでモニタリングする機能があり、現在の使用状況に応じて毎月の使用料も推計してくれる。設立者によると、サイトがダウンすることがないよう、容量を増やすタイミングも知らせてくれるという。
このサービスは、SoftLayer上で提供され、顧客は環境を選択できる。現在のところ、サポートしている言語はPHPのみだが、近々RubyやPythonにも対応する見込みだ。
顧客はすでに8000を超え、有料サービスの顧客リストにはキヤノンやHTC、Green Peaceといった有名企業も名を連ねているという。
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