実際のところ、携帯電話の電磁波がどれほど健康に影響を与えるのかというのは定かではない。だが、心配する人は少なくないらしく、半年前に英語、ロシア語、ヒンディー語でサービスを開始して以来、数十万回ダウンロードされている。
このアプリを開発したイスラエルのスタートアップのCEOによると、同社は電話の回路設計内部に電磁波を発する部品を見つけ、その電磁波の強度を測定する技術を開発したという。アプリを使うと、SAR(比吸収率)という測定基準に基づき、浴びた電磁波量が多くなると警告を発し、ユーザーに注意を促す。携帯電話の利用時間だけでなく、ユーザーの頭部と携帯電話の距離も被爆量を左右することから、被爆量が高くなるとヘッドセットの使用などを勧める。
CEOは「Geiger counterのように携帯電話で身の回りの電磁波を測定するサービスはすでにあるが、それらでは電話自体が発する電磁波の測定はできない」と開発背景を語り、「電磁波の被爆量を監視し、なるべく被爆を避けるのに役立ててほしい」としている。日本語バージョンのダウンロードは300円。
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