レゴブロックでつくるDIYドローンキット「Flybrix」など、複数のブロックを自由に組み合わせて楽しめるLEGOのコンセプトや仕組みは、他の分野にも様々に応用されてきた。
・LEGOみたいな屋内ガーデジングガジェットが誕生
“LEGOの屋内ガーデニングガジェット版”ともいえるのが、シンガポールを拠点に活動する工業デザイナーHaobin Lin氏が開発した「LeGrow(レグロウ)」だ。
「LeGrow」は、栽培する植物の種類や空間の大きさ、日当たり、気候などに応じて、“レゴブロック”のように自由に組み合わせることができる、モジュール式の屋内ガーデニングガジェット。
水漏れを防ぐ標準型植木鉢「Base Growing Pot」、充電用USBポート付きの植木鉢「LeGrow Power Pot」、日光と同等の明るさを担保したLEDランプ「LeGrow LED Lamp」、毎時30ミリリットル以上の加湿能力を持つ「LeGrow Humidifier」が、いわば「LeGrow」の“レゴブロック”だ。
Lin氏は、現在、「LeGrow」の量産開始に向けて、4万2,000シンガポールドル(約336万円)を目標にキックスターターでクラウドファンディングを実施。
48シンガポールドル(約3,840円)以上を出資した支援者には、報酬として「LeGrow」のキットが提供される予定となっている。
・カスタマイズ性の高さが魅力
スマートプランター「GrowBot」やスマート植木鉢「SproutsIO」など、室内でも植物を栽培できる便利な屋内ガーデニングガジェットが多様化しているが、とりわけ、「LeGrow」は、カスタマイズ性の高いガジェットとして、ニーズがありそうだ。
LeGrow/Kickstarter