Kickstarterに登場したのは、0歳から3歳児を対象としたプログラミング知育玩具「KUMITA(クミータ)」。パズルのような構成で、言葉を離せない幼児でも、プログラミングに親しむことができる。
・パネルを滑ってコマンドを実行
「KUMITA」は、コーディングロボットとコマンドパネルのセットで遊ぶ仕組み。パネルは全部で40枚あり、それぞれに「音が鳴る」「回転する」といった指令が組み込まれている。
並べたパネルの上に、ロボットを滑らせていくと、それらのコマンドを順番に実行していく。途中でエラーになれば、失敗。この場合、プログラムのエラーなので、パネルを組み替える。こうした作業を繰り返しながら、ゴールをめざしていくというのが、本品の遊び方だ。
・特許技術のドットコードをプリント
パネルには、特許技術のドットコード“Grid Onput”が印刷されている。これは、極小のドットから構成される新しい二次元コードで、内部には48ビット(最大108ビット)の情報量を保持している。この上にロボットを置くと、本体に内蔵されたスキャナーがコマンドを読み取り、各々の命令を実行するようになっている。
パネルのコマンドは、スタート、ゴールをはじめ、音楽再生や動物の泣き声など多数。これらを拡張することで、子どもたちはプログラミングの無限の可能性を体感していく。
開発元は、日本のチーム。ICON社の代表取締役、土屋敏子氏の下、精鋭のデザイナーとエンジニアが集結して作り上げたプロジェクトだ。Kickstarterでの評判も上々で、目標額達成まであとひと息といったところ。早期割引価格は、290ドル(約3万2000円)から。オーダー受け付けは、5月20日まで。
KUMITA/Kickstarter