・大麻用の自販機!
今月ラスベガスで開催された見本市NAMA OneShowで公開されたもの。“high-tech”や”green”といったキーワードから、環境に優しいエネルギー効率に配慮された商品をイメージされるかもしれない。しかしそのイメージは誤りだ。実際は、最新の生体認証機能が一番の売り。何のために?そう、マリファナ(大麻)を販売するためなのだ!
米国では複数の州で、嗜好品としての大麻使用が合法なのは周知の事実。開発元のAmerican Greenは2009年以来、大麻用の自動販売機を手掛けるこのニッチな分野でのトップ企業だ。
・スマホの専用アプリで登録認証
利用者は、スマホにダウンロードしたアプリ経由でこの自販機を利用することになる。アプリはAndroidとiOS双方に対応。ユーザーはそこから専用のアカウントにログインし、スマホの生体認証機能によって識別される。そして、スクリーンに表示されるQRコードをスキャンすることで、自販機からの購入が可能となる。オンラインのシステムを利用するため、購入履歴の管理等も従来に比べてはるかに容易だ。
酒やタバコと同様、大麻も合法的に認められた嗜好品である以上、その購入方法も進化していくのは当然のこと。「これは、規制された商品の自動販売やより洗練された小売りに向けての大きな一歩だ」同社社長David Gwytherは語った。
You'll be able to buy weed and beer from these smart vending machines with your fingerprint