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今秋、トヨタが“下肢麻痺患者用リハビリロボット”のレンタル開始、従来の1.6倍の速さで療法プログラムを推進可能に

日本の国際的自動車メーカーのトヨタが、下肢麻痺患者向けリハビリテーションロボット「ウェルウォーク WW-1000(Welwalk)」を発表した。 わが国は高齢化社会を迎え、高齢者の増加と、それに対応する介護人員の不足が大...

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WW-1000日本の国際的自動車メーカーのトヨタが、下肢麻痺患者向けリハビリテーションロボット「ウェルウォーク WW-1000(Welwalk)」を発表した。

わが国は高齢化社会を迎え、高齢者の増加と、それに対応する介護人員の不足が大きな問題になっている。

・1980年代より「パートナーロボット」開発に着手


トヨタでは、1980年代より自動車産業用ロボットや自動車製造の技術を応用して、人の活動をサポートする「パートナーロボット」の開発に取り組んでおり、2007年からは藤田保健衛生大学と共同で、医療用リハビリテーションロボット開発を進め、全国の医療機関で臨床実験もおこなってきた。

・簡単装着、タッチパネルによる簡単操作


WW-1000-2装置全体は脚に装着する“ロボット脚”と、支柱やトレッドミルやタッチパネル式モニターなどで構成される。

患者は、麻痺した下肢の太もも、ひざ、足首部分をリングで留めて固定する。“ロボット脚”が患者の体重を支えつつ、トレッドミルのスピードを調整しながら歩行練習を促したり、ひざの屈伸力を鍛えたりできるようになっている。

・リアルタイムでデータを計測、保存


リハビリ中の患者の動きはセンサーによってモニターされ、患者が膝の屈伸がしやすいようレベルを調整し、プログラムを進行させていく。

また、オーディオフィードバックができるようになっていて、例えばひざのモーションについて、患者にアラートを発信したりしてくれる。

計測データは随時累積され、療法士や医師が患者のトレーニング経過をチェックできるようになっている。

・患者に合ったより的確なプログラムを実行


WW-1000-3トレーニングは“ギリギリ十分”くらいのサポート力に調整されているため、長期利用で患者がマシンに頼りすぎて、リハビリ効果が低下することのないようになっている。

共同開発している藤田保健衛生大学の教授によると、「このロボットによって、人間の療法士に比べ、より患者に合った的確なリハビリが実践できるため、通常に比べ1.6倍の速さでプログラムを推進できる」という。

・今秋レンタル開始予定


100台出荷目標を掲げ、トヨタは今年秋から「ウェルウォーク WW-1000」のレンタルを開始する見込み。初期費用100万円、月額利用料金35万円。

ウェルウォーク WW-1000
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