そんな同社の新作は、壁に取り付けられるモジュール式ワイヤレススピーカー「BeoSound Shape」。六角形のタイルを異なるパターンやサイズでつないで作る、見た目も美しいサウンドシステムだ。
・独自のアルゴリズムで未知の音響体験を提供
「BeoSound Shape」は、単なるスピーカーではない。最大44個の個別スピーカーによって、豊かで高音質なデジタル音楽を再生する、完全なワイヤレススピーカーシステムだ。
従来のように、1か所の固定位置でサウンドを最適化する手法ではなく、スピーカーに巧みに信号を分配する、独自のアップミックスアルゴリズムを採用。まるでライブ会場にいるような、臨場感あふれるサウンドを体験できる。
システムの中心には、最先端のコア接続ハブがあり、Bluetooth経由でChromecastやApple AirPlayなどから、音楽を直接ストリーミングすることもできる。
・部屋に合わせて自由にカスタマイズ
何と言っても面白いのは、システム自体を自由にカスタマイズできるところ。各タイルは、スピーカー、アンプまたはアコースティックダンパーのいずれかの機能を持ち、無限の組み合わせが可能。部屋の雰囲気や用途に合わせて、多彩なデザインを構築できる。
スピーカーとして利用しないときは、ダンパーの役割を果たす。ショックアブソーバーとして、建物の振動や余分な音響を吸収。わざわざ静音設計にしなくても、室内の音響問題を簡単に解決してくれる。
「BeoSound Shape」は、8月にBang&Olufsenの店舗で販売予定。価格はサイズ、音響性能、ファブリックの種類によって異なるが、標準設定の場合は約4000ドル(約44万円)になるとのこと。
BeoSound Shape