中国の通信機器メーカーZTEはこのほど、スマホに直接さして使う360度撮影VRカメラ「Nubia NeoAir VR」を発表した。
静止画を3Kで、動画は2Kで360度撮影することができるというもの。当面、中国市場限定で、700人民元(約1万1000円)というお手頃価格でマーケットを開拓する。
・210度の魚眼レンズ2つ
Nubia NeoAir VRは端末のUSB Type-Cに直接さして使う。 直径が37.6ミリの球形をしていて、210度の魚眼レンズ2つを搭載。
それぞれのレンズがとらえた映像をつなぎあわせ、360度にする。解像度は写真が3008×1504ピクセル、ビデオは2560×1280ピクセルとなっている。
・重さはたったの26.5グラム!
コネクタがUSB Type-Cのものならどのタイプのスマホでも使えるが、RAMが2GB以上あることが前提。
重さ26.5グラムでと持ち運びがラクなのに加え、撮影データが直接端末に保存されるので撮ってすぐにSNSなどでシェアして楽しめる。
360度カメラというと高価なものというイメージが強いが、1万円台なら「買ってもいいかも」と思わせる。
今後は、自撮り棒やイヤホンと同レベルのスマホアクセサリーになるのかもしれない。