同社はヨーロッパを中心に30カ国で600路線を運航している。スマホ搭乗手続きのシステムはアムステルダムのほかに、エディンバラ(英国)、マンチェスター(同)、サウスエンド(同)、スタンステッド(同)、グラスゴー(同)、シャルル・ド・ゴール(フランス)、ニース(同)で導入されており、発着がどちらもこれら8空港のいずれかの場合にのみ利用できる。easyJet社によると、今のところこのシステムはうまくいっており、対象空港をさらに増やす計画だ。また、現在は1度に1枚の航空券のみ対応しているが、間もなく複数の航空券(乗り継ぎ便がある場合など)にも対応できるようになるという。
easyJetは、このシステム導入により経費削減ができると同時に手続きの迅速化も進められる。同社は対象空港で従来のチェックインカウンターの代わりに荷物預けカウンターを拡充させる。一方、ユナイテッドやルフトハンザ、アメリカンなど他の航空会社もiOSデバイスのPassbookを活用した同様のスマホ搭乗サービスを展開している。
easyJet