SnapzoomにiPhoneやAndroidなどのスマホをはさんで固定し、そしてスマホのカメラと一直線になるように双眼鏡をセットするだけで、双眼鏡がスマホのレンズアクセサリーに早変わりする。開発者によると、iPhone5のカメラの場合、33ミリレンズを使っているに等しいが、Snapzoomを使って10倍ズームの双眼鏡を取り付けると330ミリレンズの撮影ができるようになる。双眼鏡だけでなく望遠鏡など光学レンズを使っているものには対応する。
Snapzoomはサーフィンをこよなく愛するハワイ在住のサーファー2人が、スマホを使ってサーフィンのシーンを陸地から撮影しようと開発した。手作りした初期のマウントを使って撮影するたびに他のサーファーから声をかけられたことから、プロのデザイナーに依頼して今のモデルが誕生した。製品化へ向けて現在、プロジェクト支援サイトKickstarterで資金を調達中だが、初期の目標額5万5000ドルは最初の1週間で達成した。また、このプロジェクトは一般の人だけでなく、カメラアクセサリー小売店の関心もひいているようだ。
Snapzoomの小売価格は79.99ドルになる見込みだが、Kickstarterで資金を援助した人は70ドルで入手できる。発送は9月を予定している。
Snapzoom