なかなか寝つけない、寝起きが悪い-。睡眠に関して悩みを抱えている人は要チェックの枕がクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。
米ロサンゼルス拠点のスタートアップが開発中の「Sunrise」。体内時計や睡眠ホルモンといったサイエンスに基づいてつくられたスマート枕で、眠りが浅くなった頃合いを見計らってLEDライトで起床を促したり、特殊なサウンドで眠りへと誘導したりする。
・眠りの深浅をモニター
Sunriseでもっとも目をひくのが、枕の両端にLEDライトが埋め込まれていることだろう。起床時にはアラームを設定した時間の前から灯り始め、徐々に明るくなる。これは、太陽の光が目覚めを促す作用を真似ている。
しかも、Sunriseはジャイロスコープや加速度計で睡眠の深さをモニターできるようになっていて、眠りが浅くなったタイミングでライトがつく。こうすることで、より快適な目覚めになるのだという。
また、覚醒作用があることが科学的にわかっているブルーライトも出るようになっている。
・オーディオブックも流せる!
光に加えて、サウンドが出る仕掛けもある。眠りを誘うビート音、近所の騒音や隣で寝ている人のいびきなどをかき消すホワイトノイズ、瞑想ガイドなどが用意されている。
スマホとBluetoothで連携するので、オーディオブックや好みの音楽を流すのもよさそうだ。
睡眠は健康の要 。睡眠の質を改善したい、1日をエネルギッシュに過ごしたいという人はテクノロジーの力を借りてみてはどうだろう。SunriseはKickstarterで今なら119ドル(約1万3000円)~となっていて、出資は5月19日まで受け付ける。