米カリフォルニア州で2015年に創設されたスタートアップ企業「Sprimo」では、現在、世界最小級の大気測定ツール「Sprimo Air Monitor」の開発をすすめている。
・iPhoneに接続するだけで大気の状態が計測できる
「Sprimo Air Monitor」は、iPhoneに接続すると、周囲の温度と湿度に加え、トルエンやフロン類などの揮発性有機化合物(VOC)の汚染レベルを測定し、専用アプリでその結果を表示する仕組み。
数値が低く、緑で表示されていれば、大気の状態は良好であり、数値が高くなるにつれて、赤で表示され、大気が汚染されていることを示す。
「Sprimo Air Monitor」は、iPhoneの電源コネクタであるライトニング(Lightning)に対応しており、バッテリーは不要。
iPhoneと接続するだけで、専用アプリが立ち上がり、周囲の大気を計測しはじめる。
・現在、キックスターターで資金調達を実施中
「Sprimo」では、2017年7月から「Sprimo Air Monitor」の量産を開始するべく、1万5,000ドル(約165万円)を目標に、2017年5月21日までキックスターターにおいてクラウドファンディングを実施中。
20ドル(約3,000円)以上を出資した支援者には、報酬として「Sprimo Air Monitor」が提供される予定となっている。
Sprimo Air Monitor