専用アプリと連動し、ワードローブ内に保管されているアイテムを選ぶと、対象アイテムを自動で引っ張り出し、スチームをかけてしわ取りして提供してくれるというスゴイツールなのだ。
・まずは専用アプリを使って服を登録
利用方法はこうだ。まず、新しい洋服アイテムを入手したら、専用アプリを使ってアイテムの写真を撮影し、いくつかの基本情報を入力する。アイテムごとにRFIDタグが付与され、これをもとに以後はアイテムが特定される。
・洗濯物はたたまず、そのまま保管エリアへ
洗濯して乾いたら、「ThreadRobe」の洋服置き場にアイテムを入れるだけ。ひとつひとつキレイにたたむ手間は必要なし。するとシステムが作動して、服を保管エリアへと移動させ、必要なときまで引っかけて保管する。
ユーザーがアプリから選択し、その服を使う出番がくると、RFIDタグによって特定され、保管エリアから洋服置き場に服が移動し、それと同時にスチームでしわ取りがおこなわれる。ユーザーの手元には、しわのないキレイな服が届けられる……という流れ。
・収容数の違う2モデル
モデルにもよるが、衣装タンス内には100~200のアイテムを収容することができる。
ただし、靴やベルト、ハンドバッグ、重いコートやニットセーターなどは、スチームアイロンに不向きだったり、吊り下げて保管するとのびてしまったりするため、収納しておけない。
・“ワードローブ管理帳”として活用も
とはいえ、それらのアイテムもアプリ内に自身のワードローブとして登録しておくことはできる。アイテムのカラー、スタイル、着用シーンなどに応じてカテゴリ分けして登録しておけるので、洋服を買いに行ったとき、どんなアイテムが自宅にあったのか参照しながら購入できるので便利だ。
小さいモデルのほうはプレオーダーを開始中で、市場予価4000ドルのところ、3250ドル(約36万2000円)となっている。
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