普段は使うことが少ない懐中電灯だが、それでも災害への備えやアウトドアのために1つは持っておきたい。
その懐中電灯、明るさに程度の差こそあれどれも似たようなもの、と思っている人は多いのでは。その常識を覆すタイプがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。
米国カルフォルニア拠点のスタートアップが開発した「Luxor Mini」。3軸加速度センサーやコンピュータープロセッサを内蔵し、懐中電灯を向けた方向によって照らす範囲を自動調整してくれるというものだ。
・12~270度の範囲で照らす!
例えば、夜道を歩いているとき、足元を照らしたり、遠くを照らして行き先を確認したりするだろう。そんなとき、 Luxor Miniは下に向けるとその周囲だけを浮かび上がらせ、遠くに向けるとビームのように照らす。
また、平らなところに置くと、ランタンのような灯り方になるなど、照らす範囲が12度から270度で自動調整される。
・ 明るさは最大650ルーメン
ビーム用のライト1個を含め計7個の LEDライトを搭載し、明るさは最大650ルーメン。0~100%の間で明るさの強弱をマニュアル調整できる。
また、アウトドアでの使用を想定して丈夫なつくりになっているのもポイント。防水・防塵仕様で、マイナス40度~85度の環境で使える。バッテリーはリチウム電池1本か、添付のアダプターを使って単4電池3本。
1つあると何かと便利そうなポケットサイズのこの懐中電灯、現在Kickstarterでは49ドル(約5400円)の出資で入手できる。日本への送料は16ドル(約1800円)、出資期限は4月19日となっている。
https://ksr-video.imgix.net/projects/2810698/video-761676-h264_high.mp4