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Mobile “デジタルの手紙”と“リアルの手紙”の両方が送れるプラットフォーム「Lettrs」、iPhone向け新アプリでさらに機能拡張

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“デジタルの手紙”と“リアルの手紙”の両方が送れるプラットフォーム「Lettrs」、iPhone向け新アプリでさらに機能拡張

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Lettrs近頃は、家族や友人に宛てて手紙を書き、わざわざ封筒に入れて送る、という機会はめっきり減った。パソコンや携帯電話などの電子デバイスがあれば、emailを送ったり、140文字のツイートをするなどして、以前よりずっと簡単に素早く、人々とやり取りができるようになった。そのため、相手のことを思いながら、ひとつひとつの言葉をじっくり吟味して、長い手紙を書くことも少なくなってしまった。

「Lettrs」は、そんな時代においても変わらない、手紙を送る魅力を改めて教えてくれるプラットフォームだ。ユーザーは「Lettrs」を通じて、デジタルの手紙と、紙媒体の手紙の両方を送ることができる。このたび、iPhone向けのモバイルアプリがリリースされ、さらに拡張した機能を利用することが可能になった。このモバイルアプリにはさまざまな機能があり、普通にキー入力してメール本文を書くだけでなく、声で書き取りをしてメールを起こすこともできる。ユーザーは20以上のフォントや、“modern”“vintage”などのテーマのパターンから好きなものを選んで、手紙のフォーマットを決定する。

また「Lettrs」のアプリでは、手書きの手紙をスマートフォンのカメラで撮影し、アプリ内にアップロードして保存することができる。自分だけが見るプライベートな手紙は“Shoeboxes”内に、オープンにしてもよい手紙は“Fridge”内に保管しておけば、懐かしい思い出をまとめて取っておくことが可能だ。

作成された手紙は、デジタルの手紙データとしてだけではなく、「Lettrs」の郵便センターで、リネン風や羊皮紙風の紙に印字され、蝋のスタンプで封印されて、リアルの手紙として届けられる。このモバイルアプリは、2.99ドルで販売されているが、現在「母の日キャンペーン」を開催しており、5月12日までの期間中、1度だけ無料で「Lettrs」のプラットフォームを利用することができるという。手紙は、送る人も受け取った人も特別な思いを感じられる、人類普遍の特別な行為。“効率”や“利便性”だけでは計れない、静かな交流をこれからも大事にしていきたいものである。

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