カリフォルニアのスタートアップ、COBALT ROBOTICSが開発したのは、セキュリティ専門のロボット「Cobalt」。人間の警備員と同じように巡回を行い、高精度な機能で異常を感知する鉄壁の未来派ガードマンだ。
・60以上の強力なセンサーと人工知能でオフィスを巡回
本体には、昼夜の監視に適した360°カメラと熱カメラ、ポイントクラウドカメラ、レーザースキャナー、指向性マイクロホンアレイ、長距離RFID、バッジリーダー、一酸化炭素・煙探知器を含む環境センサーなど、60以上のセンサーを搭載。ビデオチャット用のタッチスクリーンディスプレイ、ユーザーによる必要な入力と、ロボットの意志を伝えるためのLEDリングも、実装されている。
「Cobalt」は強力なセンサーと人工知能を使用して、オフィス内を巡回する。不審物はもちろん、移動した物や変わった物、水漏れなど、セキュリティに関連するあらゆる異常を検出。検知された状況は、ビデオチャットを介して、すぐさまパイロット(セキュリティ訓練を受けた人間の監督者)に通知される。無線信号の強度や温度といった、センサーデータの3Dマップを生成することも可能だ。
・心安らぐデザイン
デザインは、世界的に有名な産業デザイナーYvesBéharとのコラボレーションによるもの。武骨にならないよう、ソフトでフレンドリーな外観を意識したという。低摩擦設計のため、移動中の音も実に静か。必要に応じて自分自身を充電し、ソフトウェアの更新もクラウド経由でプッシュされる。手間いらずの働き者なのだ。
すでに数社の企業に導入済み。その中には、Bloomberg BETAやHAYSTACKの名前も入っている。
価格など、詳細に関する問い合わせは、ホームページのメールフォームから。
Cobalt