近年iPadのようなタブレット端末が普及し始めてはいるものの、いまだに紙のノートに強い思い入れをもっている人は多い。それは「書く」という行為に対してまだデジタルの世界が追いついていないからなのかもしれない。
そんな紙のノートをこよなく愛する人たちの生活をさらにアップグレードさせられるプロダクトが登場した。それが世界初の指紋認証センサー付きノート「Lockbook」だ。
・指紋認証ロックでノートのプライバシーを守る
今や画面ロック、アプリごとのロック機能を当たり前のように搭載しているタブレットに対し、ノートは誰でも開けば中身を読むことができる。つまりいつでも簡単に開けるという利便性の高さゆえに、セキュリティーという観点ではデジタルにはかなわなかったのだ。
しかしこのLockbookはカバーの側面に指紋認証センサーがついているため、指を軽く押しあて、スライドするだけでロックの開閉が可能。これで持ち主しか開くことができないよう、しっかりノートを守ることができる。
仕事で個人情報を扱う人や、人に見られたくない日記をつけている人にとってこの機能は大変助かるはずだ。ノートの紙自体はバインダー形式で、取り外しや追加が自由にできる点も使いやすい。
・DIYで自分の好きな仕様につくり変え
ノートの中身を守るということだけでも優れているLockbookだが、厚みのあるバインダータイプなのでアクセサリーをつければ使用用途を拡張できる。例えばバインダーに簡易ものさし、地図、ポストイット台紙をつけたり、ノートカバーそのもののホルダーにパスポートを収納することも可能だ。
ナイロンの薄い小物入れなどを取り付ければ、お札や小銭もはいり、海外旅行の時にも大変重宝するだろう。レザータイプと柄付きのレースタイプの2種類があり、カラーもブラック、ブラウン、ピンク、レッド、オレンジと豊富にそろえられている。
出資期限を1ヶ月ほど残し、今ならまだIndiegogoで39ドル(約4400円)で注文可能だ。タブレットより"ノート"という人にこそ試してもらいたいプロダクトといえるだろう。
Lockbook/Indiegogo