・コンテンツ内の要素を“タグ付け”し、重要度を評価
この「Google Cloud Video Intelligence」技術は、「Tensorflow frameworks」という既存の機械学習ライブラリ向けソフトウェアが基盤になっており、動画を分析し、含まれている特定のコンテンツに応じてタグ付けをおこなう。
コンテンツ内の膨大な名詞や動詞をタグ化し、同時にタグ付けされた要素の重要度の査定まで実行する。システムが動画のショットごとに分析、各要素をパーセンテージで評価。
それらを集積、分析した結果がデータベースを構成し、最終的に私たちが普段webページや画像を検索するような感覚で、動画内のオブジェクトをサーチできるようになるという。
・現在は、企業向けのプライベートベータ版が公開
Googleの機械学習チーフ開発者Fei Fei Li氏によると、今回のAPI は巨大メディア機関や顧客関連技術の企業向けのもの。
いわゆる“メディアカタログ”のような形で、クラウド上で目的のコンテンツを見つけやすくするために開発されたとのこと。
まだ企業向けプライベートベータ版が利用できるのみだが、将来的には私たち一般ユーザーが日常利用する動画コンテンツにも汎用化されることを期待したい。
Google Cloud Video Intelligence