アップした写真や動画が24時間で消えるといえば、Snapchat。若者に人気のソーシャルメディアで、ユーザー数は増える一方だ。
この人気ぶりを黙ってみていられなかったようだ。SNSの大御所、Facebookは同社サービスのメッセージアプリ「Messanger」に、共有したコンテンツが24時間で自動消滅する「Messanger Day」機能を追加すると発表した。
・5000種類ものフレームやエフェクト
同機能の導入は順次始まっていて、iOSとAndroid両方の端末で利用可能だ。
すでに利用している人もいるかと思うが、Messanger では昨年末にカメラ機能が追加されている。その後、写真をデコるビジュアルツールも多数追加され、現在は5000種類ものフレームやエフェクト、スティッカーを利用できるとのこと。
ユーザーは自撮りした自分の顔を面白おかしくしたり、ペットの写真にテキストを加えてしゃべらせたりと、かなり遊べるようになっている。
・軽いノリで「いま」を共有
そうして制作した写真やビデオが、「My Day」ボタンをタップすれば特定の友人や家族に公開され、24時間で自動的に消える。
ずっと残るわけではない、というのがやはりポイント。軽いのりで“面白い1枚”をつくってシェアしようか、という気持ちになるわけだ。
ソーシャルメディアが出現して以来、共有の仕方が進化すると同時に、テンポも早くなってきている。こうした変化に対応した今回の新機能だが、若年層の利用が伸び悩んでいるFacebookにとって打開策となるか様子を見守りたい。