Smack Attackは専用のカバーをハンドルにとりつけ、iPhoneなどのiOSデバイスにアプリをダウンロードして利用する。ハンドルカバー内部には8つのセンサーが取り付けられており、カバーをたたくとカバーとBluetoothで交信しているデバイスからドラム音が出る仕組みだ。サンプル音源は変更可能で、また同乗者がいる場合、ジャムセッションを楽しむこともできる。
冗談のようなプロジェクト、と笑う人もいるかもしれない。しかし開発者は長時間ドライブの眠気対策として商品化に真剣に取り組んでいる。ハンドルを握る手を動かすことで眠気を防ぎ、運転への集中を維持しようという考えだ。もちろん、演奏に夢中になることで運転の安全性へ影響は出ないか、という声もあるだろう。そういう意味では、すべてのドライバーに適切なガジェットとはいえないかもしれない。
Smack Attackは現在プロジェクト支援サイト「Kickstarter」で20万ドルを目標に資金を募っている。今年中に発売予定で、商品価格は149ドルになる見込み。
Smack Attack