ロボットをつくることにはさまざまな知識や技術が必要になるため、コーディングや電気構造分野の教育としても役立つ。
・Raspberry Piロボットカーはとてもパワフル!
Raspberry Piをベースにしたロボットカー「MonsterBorg」は、ロボット知識のスキルアップにピッタリ。開発チームではこれまでにも「Formula Pi」「DoodleBorg」といったロボットカーを制作しており、「MonsterBorg」は3作目にあたる。
ネーミングの由来はそのパワフルな性能ゆえ。直径10.5センチメートルのホイールはオフロードにも対応でき、バッテリーは最大3時間ももつというからスゴイ。
・はんだ付けする手間は不要
Raspberry Pi 3、Pi 2、B+、Pi Zero向けの規格で、アルミニウム製のシャーシ、オフロード対応の大きいホイール、パワフルな「ThunderBorg」という5アンペアのモーターコントローラーを搭載。
組み立ての際、ユーザー自身ではんだ付けする手間は不要だ。
同梱内容には、ワイヤー、スクリュー、モーター、ハブ、ホイールが同梱されているものの、ユーザー側でRaspberry Pi、マイクロSDカード、単三電池10個を用意する必要がある。
また、オプションのPi cameraを搭載することも可能だ。組み立てにはクロスヘッドタイプのスクリュードライバーが必要になる。
・PSコントローラーで操作したり、自動運転コードを実行したり
“RCモード”でラジコンカーを操作するときのように、プレイステーションやジョイスティックなどのゲームコントローラーを操作に使ったり、webブラウザモードモードで監視カメラ風に操作したりなんてこともできる。
また、ボールを追いかける“ball following code”や“self-driving robot race code”で自動運転を実行したりなんてことも。楽しく遊びながらコーディングの知識を学べるというわけ。
大人も楽しいラジコンカー風ロボット「MonsterBorg」は、現在クラウドファンディングサイトKickstarterで4月3日まで出資を受付中。
MonsterBorg