「月の重力を感じてみたい」と思ったことはないだろうか?またSF映画を観ていて地球と他の惑星の重力の違いにワクワクしたことは誰しもあるはずだ。
月の重力は地球の6分の1といわれている。では、その月の重力を自分の手元で感じられるとしたらどうだろう?
そんな宇宙好きの夢を叶えてくれるおもちゃがある。それが「Moondrop」だ。
・無心になって触っていたくなるシンプルなおもちゃ
Moondropはアルミ製のボルトとリング、そして磁石を組み合わせたシンプルなものだ。なんならおもちゃにすら見えないかもしれない。
しかしこのおもちゃには夢がつまっている。なんとボルトについたリングが落下するスピードが月で物を落とした時のスピードと同じになるよう計算されてつくられているのだ。
つまりこのおもちゃを通して地球の6分の1しかない月の重力を自ら体感することができるのである。このボトルを机の上に立てて遊んだり、手元で上下逆さまにしながら遊んだり、ただ無心になって触ってしまう。
・火星バージョンもあり
Moondropには地球と月の他に、火星バージョンも用意されている。火星の重力は地球の約3分の1だといわれているが、3つ揃えてそれぞれの重力を比較するとより違いがわかるはずだ。
物理の法則を使い綿密に計算されたこのデザインは、もはや「おもちゃ」の域を超えている。間違いなく宇宙や科学好きの人にロマンを与えてくれるプロダクトといえるだろう。
Kickstarterではすでに目標金額に到達しているが、2017年3月30日まで引き続き出資を募っている。今なら1つ19ポンド(約2600円)で買えるため、夢をかなえてくれると思えば安い買い物かもしれない。
Moondrop/Kickstarter