女性にとって、自分の肌にぴったり合ったコスメを探すのは、なかなか大変なこと。ネットの口コミやおススメ度を頼りに試してみたが、どれもイマイチ……というのは、よくある話だ。

そんなレディたちのために登場したのが、この「cosmee（コスミー）」。実在するユーザーとコミュニケーションを取りながら、そのユーザーが実際に使った化粧品の情報をゲットできるという、まったく新しいタイプの“口コミアプリ”。商品の詳細入手から購入まで、ワンストップで実行できる便利なことこの上ないサービスだ。

提供元は、福岡発のベンチャー企業Medy。代表取締役の高橋 真美（たかはし まみ）氏に、話を聞いた。

・ターゲットは自分自身

Q1:まずは、このようなサービスを提供するに至ったきっかけから、お聞かせください。

私自身が30歳になる頃、肌荒れが気になってきました。しかし、ネットで見た情報を頼りに商品を使っても、コスメカウンターで相談し、商品を買ってみても、なかなか改善できません。

そこで、もっと手軽に自分に合うコスメを知り、それがすぐ買えるようなアプリでのサービスを作ったのです。まさにユーザー目線のアプリで、ターゲットは私自身です。

Q2:「cosmee」とは、どんなサービスなのでしょうか。

実在性のコスメの口コミサービスです。SNS機能で口コミを書いた方と見た方がコミュニケーションをとれるので、情報を正確にお届けできます。

身近な子の使っているコスメや同じ肌質、同じコスメを使っている子のおすすめコスメも見ることが可能です。口コミを書くことを促してはおりますが、（必ず）ご自身が使ったもので書いてもらっています。特定の商品に限って書かかせるなど、いわゆるステマは一切しておりません。さらに編集記事では、新しいコスメ情報と自社で作成した美容記事をアップしています。

・地元の福岡を皮切りに日本中で愛されるサービスにしたい

Q3:サービス構築に当たって最も苦労したのは、どんなところでしょうか。

女性がスマホで簡単に利用できるようにしています。特に、口コミ投稿時や購入画面への移動、商品の検索がスムーズにできるようなUIを、意識して作りました。

Q4:福岡発のITベンチャー企業として、今後はどのような発展を遂げていくのでしょうか。

まずは福岡をスタート地点とし、そこから日本全国の女性に愛され、信頼されるサービスになれれば、と思っています。

また、広告関係に勤めていたので、クライアントさまに費用対効果の高い広告商品や、サービスを提供したいとも考えています。そのためにも、ユーザーさんに喜んでいただけるサービスにしていくつもりです。

同社では今後も、女性のためになるサービスを展開していくつもりだという。日本中の輝くレディたちのために、ぜひ頑張ってもらいたい。（取材・文　乾　雅美）

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