ユーザーは自分でそれぞれのアプリの認証方法の組み合わせや、セキュリティのレベルを自由に設定することができ、たとえばオンラインバンキングのアプリなら“セキュリティを高”、ゲームアプリなら“セキュリティなし”など、用途や利用頻度などによって使い分けることが可能になっている。「Passboard」を利用するために、わざわざアプリやサイト側の設定を変更する必要もなく、気軽にこのツールを導入することができそうだ。
また、この「Passboard」がすばらしいところは、それぞれのアプリを利用する際に、ユーザーの使用環境に合わせて、「Passboard」が自動的に認証方法を選択してくれる点だろう。例えば、周りが騒がしい環境のときには“顔認証”、辺りが暗いときには“声認証”、そのどちらにも該当するときは“動作認証”“文字認証”を選択するなど、その都度一番よい方法を自動でチョイスしてくれるので、いろいろなシーンにおいてストレスフリーでアプリを活用できる。
「Passboard」は現在のところベータ版が公開されており、無料でサービスを利用可能だ。
Passboard