クレジットカードやデビッドカード、小売店のポイントカード、ギフトカードなど、財布の中には多くのカードが入っている。
それらを1枚に集約できるカードについて、Techableではこれまで「Curve」などを取り上げた。しかし今回紹介する「EDGEcard」はそれらを凌駕する。
指紋認証やデジタルIDなどでセキュリティを確保できるほか、銀行口座の残高なども表示できるという最先端ぶりだ。
・3.6インチのタッチスクリーン
EDGEcard はクレジットカードと同じサイズで、厚さもわずか1ミリ。ここにクレジットやデビッドカードを何枚でも読み込むことができる。
リーダーで読んだり、かざしたりと全ての決済方法に対応。しかもEDGEcard の表面には3.6インチのタッチスクリーンがついていて、ここをスワイプして使いたいカードを選べる。
・アプリでレシート管理
複数枚のカードを使用していると、どのカードでどれくらいの買い物をしているのかわからなくなることがある。しかし、EDGEcardでは口座残高や、カードの利用可能額なども表示してくれる。
また、指紋認証やデジタルID、位置情報、暗証番号などでロックを解除しないと使えないようにすることができるなど、セキュリティにも十分配慮している。
加えて EDGEcardには専用アプリもあり、EDGEcardを使った際の電子レシートを管理できるのも気が利いている。
EDGEcardはスペイン・バルセロナで開催中のモバイルワールドコングレスで発表された。現在はプロタイプの段階で、今年後半に投入予定とのこと。