読書をするときは文字を拾いやすいよう明るく、食後にお酒をゆっくりと楽しむときはムーディーに-。
目的や雰囲気に応じて色や明るさだけでなく、照らす向きまで変えられるランプが登場した。デンマーク発の「Orb」。スマホでコントロールできる賢さも併せ持つ。
・色や明るさも自由自在
LEDランプのOrbは直径13センチ、厚さ4センチの円盤状。明るさや色を調整できる照明はほかにもあるが、Orbは照らす方向(上下)もコントロールできるのが最大の特徴だ。
これらを調整することで、どんな目的あるいは雰囲気にも合う明りを灯すことができる。たとえば、リラックスしながら酒杯を酌み交わすとき、テーブル方向は暗めにして天井方向をやや明るくすることで、落ち着いた雰囲気を演出できる。
パーティーのときは、ネオン系の色にして場を盛り上げてもいいし、一定の時間ごとに色が自動で変わるように設定したりするというのもありだろう。
・シルエットを変えられるシェードも
こうした調整は専用アプリでできる。読書、夕食、ムービーナイトなどといくつかのモードがプリセットされているほか、マニュアルで自分好みの明かりもセットできる。
そのほか、朝少しづつ明るくなるようにしたり、留守にしていることがわからないよう自動で点灯・消灯したりする機能も。
ランプとは別に、シルエットを変えられる専用のランプシェードもあり、併せて使うとおしゃれ感がアップしそうだ。
Orbは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集中で、ランプ単体が189ドル(約2万1000円)~、ランプとシェードのセットが794ドル(約9万円)~となっている。出資は3月18日まで受け付ける。