さて、行楽シーズンと言えば、やはりお弁当。ランチボックスも進化し、年々驚くような機能を持った製品がショップを賑わせている。テッカブルでも、本媒体ならではのプロダクトを発見。スマホと連動する、ユニークなデジタルランチボックス「tanQ(タンキュー)」だ。
・真空状態で食材の栄養素酸化を防止
以前、栄養とカロリーを管理するスマート弁当箱を取り上げたが、ご多分にもれず、「tanQ」にもその機能はある。加えて、スマホと連動しつつ、食材の鮮度や食感のコンディションまで確認できるというから、かなり優秀だ。
秘密は、ふたに内蔵されたセンサーとモニター。ふたをするだけで自動的に空気を抜き、中を真空化する。真空状態では酸素が少なくなるため、食材に含まれた栄養素の酸化防止が望めるという。さらに、菌の増殖が抑えられるので、普通の状態より、食材が腐りにくくなるという利点がある。
仕組みはこうだ。水平な状態でふたをきゅっと閉めると、内臓モーターが自動で作動する。ふたが閉まるときに起こる微小な気圧変化を、センサーが察知することで、モーターが作動し、弁当箱内部の空気を抜き始めるのだ。食材が傷みやすくなるこれからの時期には、うれしい限りだ。
・お弁当のコンディションはアプリで確認
お弁当のコンディションは、専用のアプリから確認できる。まず、センサーが弁当箱内部の気温と気圧を探知し、データを収集する。その後、収集したデータに基づいて、食材の鮮度や食感、最適の食用時間を算出。すべての情報をアプリに表示する。
冒頭で述べたとおり、カロリー計算や過去の記録確認もお手のもの。毎日の食生活に気を付けたい人にも、ぜひおすすめしたいところだ。
Makuakeで、クラウドファンディングが始まったばかりの本品。早期割引価格は、6990円から。受け付けは、4月26日まで。製品発送は、7月中を予定。お花見には間に合わないが、夏のレジャーには使い回せそうだ。
tanQ/Makuake